命の尊さをおもう

先週末、実家から祖母が入院し、もう長くないかもとの連絡が入った。
仕事の最中であったが、もうただただ上の空。
その日夜の用事を済ませて、夜通しで実家へ車を走らせた。

病院へ着くと、わけの分からない管に何本もつながれ、口元にはカプセルみたいなマスク、ただひたすら息をする祖母がベッドに横たわっていた。
小さくなってしまった祖母を見て、話しかけることもできずただ涙が流れる。

看護師さんの処置のあと、少し落ち着いた祖母。涙をこらえ手を握った。
以外にも強く握り返す手に、祖母の強さを感じる。
何を話しかけたかは覚えていない。
マスクをした祖母は何かを話している、伝えようとしているが音にならない。
ただひたすらうん、うんとうなずき手を握り続けた。



翌日、気持ちに整理をつける。
もう最後になるかもしれない、と。

祖母との再びの面会。
病室につくと祖母は眠っていた。
昨日つけていたカプセルみたいなマスクが外れ、すこし落ち着いた様子。
眠る祖母の顔をじーっとみていると、うっすら目を覚ました。
「あ、起こしてごめん」というと、「いーよ」と返す祖母。
そしてふたたび眠り始めた。
その一言の会話ができたことがすごくうれしかった。

なんとなく踏ん切りをつけることができた。
でもまた会える気がする。
うん、きっと大丈夫とおもう。

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by terumin_0716 | 2017-03-07 16:17

ふと気づいたり思うこと、書きカキ


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